メタマスクは暗号資産(仮想通貨・トークン)をやり取りする時に使うネット上のウォレット(お財布みたいなもの)
イーサリアムだけじゃなく様々なトークンのやりとりに使われるため、利用者も多いのが特徴です◎
使い方もそこまで難しくない・・・のですが、たまに『メタマスクに送ったはずのトークンが反映されない!』なんてことも><
私も何度も遭遇しています><
かなり焦ってしまいますが、原因を突き止めて解決することが可能な場合もあるんです。
ということで、今回はメタマスクにトークンが反映されない時に確認してほしい3つのことをまとめています。
メタマスクにトークンが反映されない理由として考えられること
- トークンが追加されてない
- ウォレットアドレスが間違っている
- メタマスクの通信障害(通信が詰まっている)
ウォレットアドレスが間違っている場合は致命的なミスになってしまうのですが、それ以外であればなんとかなることが多いです。
一つずつ確認していきましょう。
メタマスクにトークンが反映されない時に確認すること:トークンを追加してるか確認
メタマスクにトークンが反映されない理由としてまず考えられるのが『トークンの追加をしていない』こと。
メタマスクはイーサリアム以外で利用する場合はトークンの追加が必要です。
メタマスクにトークンを追加する方法
(イーサリアムネットワークの場合)

メタマスクの拡張機能を開き、画面を下にスクロールすると『トークンとインポート』があるのでクリック。

『カスタムトークン』をクリックします。

『トークンコントラクトアドレス』に、トークンのアドレスをコピペします。
※トークンのアドレスは必ず公式サイトやコインマーケットキャップなどから取得するようにしましょう。
偽のトークンアドレスを入れてしまっても自己責任です。
トークンは信頼できる場所から取得するのが鉄則です。
例えば、コインマーケットキャップの『XP』トークンの場合

画像のような形でメタマスクのマークが書いてある部分がコントラクトアドレスとなります。

コントラクトアドレスを入力したら『トークンシンボル』『10進数』は自動的に入力されます。
『カスタムトークンを追加』をクリックしましょう。

最終確認の画面になるので、『トークンをインポート』をクリックして完了です。

私はすでに少しだけトークンを持っていたので数字が反映されています。
上部の『<』をクリックでメイン画面に戻ることができますよ。
メタマスクにトークンが反映されない原因がトークンの未追加の場合は、トークンを追加(インポート)で解決します◎
それでも、メタマスクにトークンが反映されない場合は『ウォレットアドレスの確認』『メタマスクの通信障害(送信手続き中)』の可能性があります。
メタマスクにトークンが反映されない時に確認すること:ウォレットアドレスの確認
メタマスクにトークンを追加しているにも関わらずトークンが反映されない場合は、ウォレットアドレスが間違っていないかを確認しましょう。
送信した取引所などの履歴を確認し、自分が送りたいメタマスクウォレットのアドレスが入力されているかを見ていきます。

メタマスクのウォレットアドレスは、ウォレット名の下をクリックするとコピーできます。
万が一、ウォレットアドレスが間違っていた場合は『だれか知らない人のメタマスクウォレット』に送信してしまっている可能性が高いです。
メタマスクで宛先を間違えて送信してしまった場合は、通貨を取り戻すことは非常に難しいと考えられます。(誰に送ったのかもわからないため)
はじめて送る宛先には少額でテストすることをおすすめします。
(ただ、イーサリアムネットワークはガス代が高い・・・。でも私ははじめてメタマスクにトークンを送信したときは少額でテストしました。)
メタマスクにトークンが反映されない時に確認すること:メタマスクの通信障害(詰まっている)
メタマスクにトークンが反映されない理由の3つ目は『通信障害または、通信が混み合っている状態』です。
メタマスクに送信したトークンが反映されるまでにかかる時間は数分~数十分。
しばらく時間を置くことで送信処理が完了し、トークンが反映されることも多いです。
ただ、たまに通信が詰まってしまって処理が遅くなることもあります。(取引する人が多く処理が遅れる)
国内取引所などから送信した場合
国内取引所などからトークンを送信した場合、高速化の手続きもできないので待つしかありません><
ウォレットアドレスが間違えていないかを確認して問題なければ時間が経てば反映されることが多いです。
その場合は、時間を置いて再度確認してみましょう。
ウォレット番号を入れて、今どんな処理が行われているか調べるツールもあります。
- Ethrscan:イーサスキャン
- Bscscan:ビーエスシースキャン
- polygonscan:ポリゴンスキャン
他のウォレットから送信した場合
メタマスク同士で別のウォレットアドレスにトークンを送信した場合は、メタマスク側で高速化の手続きが可能です。

トークンを送信したメタマスクを開き『アクティビティ』をクリックすると、今までに行った手続きの内容が見られるようになっています。
『高速化』のボタンが表示されていれば、ガス代を払って高速化することができます(お金を払って通信を早くする。ガス代分のトークンを持っていないと使えません)
アドレスが間違っていなければいずれ処理は行われるはずですが、心配な場合は高速化してみるのも良いかもしれません。
メタマスクにトークンが反映されない理由は?対処法や確認する3つのことまとめ
メタマスクにトークンが反映されない理由として考えられること。
- トークンが追加されてない
- ウォレットアドレスが間違っている
- メタマスクの通信障害(通信が混み合って詰まっている)
どれかに該当することが多いので、落ち着いて対処してみてください。